西東京市の財政状況は?
令和元年度決算版の財政白書によると、西東京市の実質収支率は3.6%です。適正とされる3%~5%の範囲にあると自己評価しています。
都内で規模の近い市(立川、府中、町田、小平、日野、東村山)の実質収支率は平均で6.0%であり、それらと比較すると西東京市の財政には余裕が無いことが伺われます。
【実質収支】:当該年度に属すべき収入と支出との実質的な差額をみるもので、形式収支から、翌年度に繰り越すべき継続費逓次繰越(継続費の毎年度の執行残額を継続最終年度まで逓次繰り越すこと。)、繰越明許費繰越(歳出予算の経費のうち、その性質上又は予算成立後の事由等により年度内に支出を終わらない見込みのものを、予算の定めるところにより翌年度に繰り越すこと。)等の財源を控除した額。
通常、「黒字団体」、「赤字団体」という場合は、実質収支の黒字、赤字により判断する。